星川杉山神社

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師走、大麻頒布。

いよいよ師走

いよいよ師走を迎え、皆さんも忙しくお過ごしかと思います。
星川杉山神社もお正月の準備真っ最中です。

誰が走るから師走?

さて12月の別名「師が走ると書いて師走」一体どこのどなたが走っている意味なのでしょうか。
それは、平安時代から存在していたという、社寺への道案内や宿泊の世話や「願い事を神さまへ取り次ぐ」役割として祈祷などを行っていた「御師おし」(神宮は「おんし」)です。
江戸時代に「一生に一度はお伊勢参り」と大ブームになった参拝旅行をツアーコンダクトしたのも、この御師。
12月は御師が「来年のお神札」を家々に届けてまわりました。つまりは御師が走るほど忙しいという意味から「師走」とつけられたとも言われています。(諸説あります)

賑わう伊勢参り「伊勢参宮 宮川の渡し」


 

氏神神社の大麻頒布


御師の職は明治に廃止になりましたが、当時御師が新しいお神札(神宮大麻)を持って檀家と呼ばれる家々を歩いてまわっていたように、 現在は各神社の神職や神社総代によって頒布されています。
当神社も神主が氏子地域を歩いてお届けしています。
お届けしているお家、会社など現在は数百件。 毎年お伺いし、氏子の皆さんと直接お話しさせていただけるとても有難い機会です。
氏子地域である星川、桜ヶ丘(一部)、花見台、明神台で、新しく神棚を設置したという方は、お届けいたしますのでご連絡ください。
毎年12月になるとこの大麻頒布(お神札配り)が始まります。 この時期、町中で神主さんを見かける機会があるかもしれません。「師走の景色」と感じて頂けると嬉しいです。

大麻頒布に向かう神職

 

神棚のお神札

東京都神社庁「お神札・神棚について」 がとても分かりやすいので是非ご覧ください。
神宮大麻については神宮「神宮大麻と神宮暦」 の特に写真ギャラリーでは神宮大麻がお家に届くまでに執り行われる祭典の様子がご覧になれます。

当神社からお届けするのは
・神宮大麻(伊勢神宮)
・杉山神社
・歳神(お正月にお迎えする神さま)
・竈神(台所の神さま)
の四体を一式として頒布しております。

また上記とは別に、家内安全・商売繁昌を祈祷した「元旦札」を0時歳旦祭後から神社で授与いたします。
お参りの際に受付へお寄り下さい。(氏子限定 初穂料:一式と併せて4千円)

 

そもそもなぜ毎年交換?


お神札の力は永久不滅な雰囲気がしますが、毎年新しいものに交換するのはなぜでしょうか。

前出の東京都神社庁HPにはこのように記述されています。

Q1.なぜ、神棚のお神札(ふだ)を一年ごとに新しくするのですか?
A.「若水(わかみず)」といって、元日の早朝に汲(く)んだ水には特別な霊力があると信じられてきたように、新しいものに宿る瑞々(みずみず)しい生命力は古(いにしえ)から今に至るまで、日本人にとって畏敬(いけい)の対象であり続けています。
 すべてのものが改まるお正月を迎えるにあたりお神札を新たにするのは、より新しいお力、より若々しい生命をいただこうとする日本人の心性に根差した習慣であり、先祖伝来の美風です。

例えば、お財布など身の回りの道具を新しくする際は「良いこと」をちょっと期待しませんか?
お神札を新しくし新年を迎えるのは、来る年が良いものになるよう願いの習慣と思います。

 

喪中の場合は?


50日を目安に神棚のおまつりを再開出来ますので、喪明け後に受けに来られるか、配札の際お受けいただければと思います。 喪明けが12月28日以降になる場合は、年を越してから交換しましょう。
 

いつ交換する?


12月中旬~28日迄が良いでしょう。神棚の掃除をしてから交換します。
29日は「二重苦」を連想させる、30日31日は「一夜飾り」とも言われ避けた方がよいとされています。
諸説ありますが、いずれにしろ余裕を持った準備を心がけましょう。正月飾りも同様です。

現在「初詣でお神札を受けてから交換」という方もいらっしゃるかと思いますが、このお便りを読まれた方は「お正月準備」として年内に交換する習慣に挑戦しては如何でしょうか。
ご質問ありましたらお問合せ下さい。お待ちしております。

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