お返事が遅くなりまして申し訳ございませんでした。
裏参道の入り口の石塔でございますね。
こちらは「地神塔(じしんとう)」と申します。
歴史調査の資料には、
「春分、秋分に最も近い戊の日を社日という。この日は講中の人々が当番の家に集まり・地神の掛け軸をかけ、お神酒を供え、飲食を共にして五穀豊穣の祈願やその年の収穫に感謝をした。この日は、土をいじってはいけない人もいわれ、畑仕事を休んだ。地神は農村地帯では土地の神様としてまつられ、近世後期になって文字塔が建てられるようになっていった」と記されております。
明神台も以前は畑でしたから、先人が地神塔を建て、土地の神様をまつっていたのです。
他の神社、寺院の境内にも同じような石塔がまつられているところも多いようです。ご参拝の際には探してみてはいかがでしょうか。