天皇陛下御即位奉祝神輿渡御
天皇陛下のご即位をお祝いする奉祝行事として、「保土ケ谷区の神社間をお神輿で渡御をしたい」と声を掛けて頂き、神社、氏子町内会、神輿団体などが協力して実現しました。
保土ケ谷区内に鎮座する14社のうち、神職が常駐する神社は5社あります。
地理的なことなどを考慮し、この度仏向町の杉山神社さんの宮司さんが兼務する和田町の杉山神社さん、神戸町の神明社さん、天王町の橘樹神社さん、そして星川杉山神社が協力して祭事を行うことになりました。
渡御は氏子町内会、神輿団体が協力して、また保土谷警察署さまのご協力をいただき、1基の神輿を、星川杉山神社~神戸町 神明社~天王町 橘樹神社で繋ぎながら渡御をすることに。
前日の5月11日夜、和田杉山神社で御霊入れを和田杉山神社の小宮宮司、神明社の石原権禰宜、当神社の中村権禰宜により斎行、5社の神職と参加町内、団体の有志が参列しました。
小宮宮司さまからは、「14社の神さまをお載せしたお神輿の重み」について、また新しい御代を協力して良いものにしていきましょうとお話しいただきました。
14社の神社名の入ったお神札が配られました。
12日、出発の地、星川杉山神社では、明神神楽会が祭囃子の音色が気分を盛り上げます。続々と人が集まり、町内半纏や団体の半纏で彩られます。
開会式は当神社が担当し斎行いたしました。
それぞれ違う神社の氏子ではあるけれど、14社の神さまの重みを感じながら気持ちを一つに、安全に、楽しく担ぎましょうという気持ちを改めて確認しました。
そして出発は星川杉山神社の氏子町内会から。
普段は並ばない町内の提灯が並びます。
急な坂道を安全最優先に降りる為、他の町内と団体も協力して担ぎます。
交通量の多い水道道に入り、より注意しながら進んでいきます。
この写真の先頭は星川1丁目、2丁目、3丁目の方々。こういったシーンが今回の醍醐味です。
最初の休憩地点、ここで神明社の氏子町内団体に交替し神明社に向かいます。
神明社さんからは、橘樹神社さんの氏子町内さんが担当。途中、相鉄線天王町駅の高架下を通り抜け、天王町商店街へ。
御神輿も長距離ですが、お囃子の明神神楽会は休憩をしつつ演奏し続ける事、約5時間。旗持ちも頑張りました。
無事に橘樹神社に到着。久保寺宮司の奉仕により御霊抜きが斎行されました。
すべての巡行が無事に斎行出来ましたことを、ご参加いただいた皆様、また保土谷警察署さまに心より感謝申し上げます。
保土ケ谷から、新しい時代を力を合わせて良いものにしてまいりましょう。
令和の御代の平安と、皇室の弥栄をお祈り申し上げます。
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