
令和2年の節分祭
~子供たちの節分祭~
昨年から奉仕者を募り斎行している節分祭・豆まき会。
幼稚園・保育園を卒園すると、こういった節目の行事と縁遠くなってしまいます。
当神社の節分祭は着ぐるみの鬼さんなど居ない実に素朴な祭典ですが、子供たちに「役割」を担ってもらうことに意義を置いています。
参加者は自分で名前を書いて、祈祷着を着て、説明を受け、手を清め、社殿で正座をして祭典に参列。その後大きな声で豆まきを奉仕します。
これを保護者と離れて行います。なので保護者と離れられない子にはまだ果たせない役割です。
ゆくゆくは、
低学年「2月といえば節分」
中学年「神社で豆まかなきゃ年が始まらない感じがする」
高学年「節分祭に奉仕すると身が引き締まります」
などといつか子供たちが言い出してくれることを目指して行います。
と、いうのは半分で、実際には行事に関わってくれる子供たちの心に「体験した日本の伝統行事」「神社での思い出」がほんの少しでも残ってくれたら嬉しいという気持ちです。
さて今年は平日の夕方。
子どもたち来てくれるかな?と心配していたら、有難いことに神楽会やご近所の方から「行きます」とご連絡をいただき、「6人くらいは来るからかたちにはになりそう」と思いながら準備をしましたが、45名もの子供たちが来てくれました。
手順を説明して始まります。
社殿では、きちんと正座してくれています。
真剣な態度で祭典に参列してくれました。
次は豆まきの練習。「鬼は外 福は内」を練習します。
そしていよいよ豆まきへ。2か所で3回づつ豆まきするから豆の量気を付けてね~と話したら皆慎重になってしまいました・・・
2か所目の玄関ではみな盛大にまいてくれました。
このように節分祭・豆まき会は無事終了。子供たちのやりきった感。清々しい豆まきでした。
ご奉仕ありがとうございました。また来年も来てくださいね。
この後職員総出で掃除をしたわけですが、当然のように手伝ってくれた明神神楽会の皆さん、ありがとうございました。